早稲田散歩 ー永青文庫の良寛展をー

京浜東北線の王子駅で都電荒川線に乗り換えて終点早稲田まで。
都電は少年時代の最も身近な移動手段であり遊びの道具だった。どこまで行っても均一料金、都内を網の目のようにレールが敷かれていた。よく脱線をして道路にはみ出たり、スピード違反で運転士が叱られているのを囃したり。レールの上に長い釘を置いてペチャンコにして喜んだり・・・。
その数日前、慣れ親しんだパソコンとプリンターが時を同じくして臨終を迎えてしまった。やむを得ず新しいのを用意したが、それこそ新人類ならぬ新機類。手におえず数日を無為に過ごし、疲労困憊。気分転換と出かけた。
神田川に沿う遊歩道をしばらく歩