俳諧の旅に拾ひし木の実植う 麻田椎花
俳諧の旅に日焼けし汝かな 高浜虚子
俳諧の旅を寒行とぞ思ふ 下村梅子
俳諧の炉火絶やさずに守れよと師 村松紅花
俳諧の腕力振るへ其角の忌 高澤良一 ぱらりとせ
ネットにて俳句投稿お題あり アロマ
俳諧を守りて小千谷の雪の中 長谷川櫂 蓬莱
文字摺草さらりと発句ひとひねり 角田双柿
碧天を占めた俳句の時間帯 浅野逍風
俳諧の堂に入りけり納豆汁 青木月兎
俳諧の慾の飽くなき熊手買ふ 富安風生
俳諧の来しかた透ける簾かな 久保田万太郎 流寓抄
旅い