二千七百の夏と冬

今週初めから萩原浩の『二千七百の夏と冬』上下巻という小説を読み始めて、火曜から木曜まで上山温泉に行った間も没頭して読み切りました

大体今から二千七百年前、紀元前700年頃の話で、縄文人男性と弥生人女性との切ない恋のお話

勿論現代の作家の創造によるお話だけれど自然界に住む縄文人の世界と、コメを栽培する弥生人の世界との生活様式の違いや、
人を殺したり戦をしたりすることのない縄文人とコメを作る土地を沢山必要とするために平気で人を殺し戦をする弥生人

お話として楽しめるだけでなく色々と昔の世界を想像して楽しめる小説でした

今年読んだ「日御子」よりもっと古い