(15年ほど前からの数年に体験したことを元にでっちあげたフィクションです^^;)
千原がハンドバッグから取り出した小さな箱には、携帯電話の充電用アダプターに接続するプラグインと、同じ形をしたコネクターがついていた。
「ワンタッチででやっちゃいますから、設定しても良いですか?解除も簡単にできますよ」
「へぇー。じゃあ、どうぞ」
山田は自分の携帯電話を差し出した。
千原は、コネクターを山田のケイタイに差し込むと、ボタンらしきものを押した。ピピピッと音が鳴る。
「はい、できました」
早速メールの着信があり、スパーマーケッ