昭和３４年に建てられた、風情のある建物。
　展示の数は多くないが、無料のところだし。
　企画展は、「大杉信仰」というもの。
　利根川の水系で流行った信仰らしい。
　信仰の対象は、天狗を祀るものとなっている。
　疫病退散、水上交通の守り神、平野部の農村では、五穀豊穣の神でもあるらしいが、どのような経緯で伝わってきたのかは謎。

　変わったところで、神輿が普通のものではなく、船に担ぐ足をつけた「船神輿」のある地域。
　江戸川の水運や運河を使ってしょうゆを運ぶなど、船の利用が多い地域だけに、船頭が多かったところから。

　２階の常設展は、ほとんどがしょうゆ関