今村翔吾 の 狐花火 羽州ぼろ鳶組7

★3.3 シリーズ7作目。
明和9年(1772年)の大火から2年、花火師・秀助の再来かと思わせる付け火が頻発する。

源吾とともに探索に乗り出すのは麹町定火消の頭取・日名塚要人。なんと田沼によって麹町定火消の全員が公儀隠密の者どもに入れ替わったようだ。

新たに暗躍するのは秀助の弟子・種三郎と顔の左半分に火傷のある男。追い詰めるものの取り逃がしてしまった。

他に番付狩りをやる慶司、町火消「い組」の頭だった金五郎の遺児。秀助の最後の花火製作を手伝った藍助という少年。今回はこの藍助が秀助の「爆破消火」の技を源吾に伝える。ジョン・ウェインの映画で油田火災を消