逸見政孝・晴恵著「ガン再発す」を読む

 逸見政孝さんは、昔、勤務していた会社の上司から、僕が逸見さんに似ているところがある、と言われて、僕は
逸見さんのアナウンス活動を興味深く、テレビで見ていた思い出がある。その上司も亡くなり、逸見さんも、がんをテレビで公表し、ガンを直して、テレビに出ます、と言って叶わず、亡くなったのだが、その闘病生活が記されていた。
「ガン再発す」 逸見政孝・晴恵著 角川文庫
平成7年8月25日発行
ー「今年いっぱい、もつかどうかは微妙なところです」
渡哲也さんからのお手紙
自分の拙い経験から申し上げますと、昔からいう「時間薬」。
 病にはやはりこれだと思われます。時間が