【短歌】あけび庵

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【短歌】あけび庵
丸い背を風が追い越す朝の道とおき峰々残雪のあり    あけび庵

【参考】* 残雪/ざんせつ/雪残る/陰雪/去年の雪/雪形・・・
春になっても消えずに残っている雪。町中では日の当たらない庭の隅や建物の裏などに、野山では木や岩や山の陰に残る。春が進んだ頃、遠くの山肌に残っている雪が輝いているのもいい。山に残る雪の形で種まきの時期を判断したという地方もある。

冬眠の醒めし蛙が残雪のうえにのぼりて体を平ぶ
斎藤茂吉

カテゴリ:アート・文化