小泉純一郎元首相の本を読む「音楽遍歴」

「音楽遍歴」 小泉純一郎著 日経プレミアシリーズ新書
2008年5月8日発行
ー人間社会も人それぞれの性格、主義、主張が違っても、それぞれの持ち味が生かされ、全体として調和のとれた世界がつくられるような政治が大事だとつくづく思う。 
 自分で良いと感じた曲から、自然に入っていくのがいちばんいい。
 「言わぬが花」「聞かぬが花」を心得ている人は深みがある。
 南部坂「雪の別れ」
 批判に耐えてあえてうそをつくところだ。
 要するに初一念を貫徹するためにはいかなる批判にも屈辱にも耐えなければならない。本心を語りたくても語れないつらさに耐えることが男の美学であ