宵道都都逸

銀のかんざしひとひら花を
         肩にもらって宵の道



からり鳴らした真紅の鼻緒
         回り道する花の宵



忘れ月見る女の夢に
       散らぬ花咲き宵が行く



ひとり花道浮かれの宵に
        ついて来るよな月ひとつ



宵の花さえ想いは深く
       言葉さがして上がる坂



いい感じの午後です・・・

         

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