２隻の帆船、ベルリン号とワイルド・ローヴァー号
新島襄ものがたりの補足です。
幕末、新島襄が渡米する時、乗船させてもらった帆船について、まとめる。
箱館から上海まで、乗船させてもらった商船、ベルリン号について、次のことが分かった。

ベルリン号　the Berlin　長崎のトーマス・ウォルシュ商会所有の２本マストの帆船、排水量は、２０７トンである。
ニューヨークで1855年に建造。船種は、スクーナー船であり、帆は、縦帆であり、風上へ進むことができる。
1865年に福井藩が購入して、松平春獄 によって富有丸と命名された。

上海から、インド洋と大西洋を経由