「知的な障害を担って生きる私の息子は、鳥の歌からバッハやモーツァルトの音楽に向けて育ってゆき、ついには自分の曲を作るようになりました....芸術の不思議な治癒力について、それを信じる根拠を、私はそこに見出します。」

皆様 こんばんは お元気ですか?

今日は妻も一緒に、戸塚にいくはずでしたが、前日の
疲れと抗がん剤治療の副作用で行けず、一日中寝ておりました。

昨晩と同じく、今日の晩御飯も、千鳥町のサミットで、
買った安い弁当でした。

日記の題目になっているのは、1994年ノーベル文学賞を受賞した大江健三郎氏のストックホルムでの受賞講演「あいまいな日本の私」の最後で語られた言葉です。

大江氏には光さんという知的障害を持った息子さんがおられます。その知的障害は、直接には脳の肉体的障害が原因です。
光さんは今でも言葉を自由には話せません。

音楽を自分の言葉とし