やっぱりここだ。ここしかない。もったいないがライスはパスだ。
広い。奥行きがある。入る時には見えなかったが奥に男女が4人、手前には男性が一人、向こうに女性がやっぱり一人で食べている。あっ、女性が立ち上がった。南米辺りの顔付きだ。見事だ。いい太りっぷり。いいのか、肉はああなるぞ。
もう注文してしまった。ワイルドステーキ200グラム。小皿のサラダとスープは既に来ている。待て待て。全部来たら一枚撮ろう。
エプロンを付けておく。女の子が持ってきた布をリュックに掛けていく。
来た。肉は意外に小さいがこんもりと分厚い。
「生の状態ですので、お客様のお好みに
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