竹内義信著「遥かなるハイラルと仙台の大学生活」

竹内義信君は私の仙台の大学時代の友人です。数年前からこの欄にハイラルでの小学校の思い出やイタリア駐在時代の記事を寄稿してくれました。
しかし仙台の大学時代の思い出を書いたものが無かったので先般それをお願いしました。
頂いた原稿にハイラルでの小学校の思い出を組み合わせて編集しました。

竹内義信君は竹を割ったような清々しい性格です。文章も淡々として雑味の無いものです。
この竹内君の文章を読むと満州の実態や戦後の新制大学の混乱ぶりがあぶり出されています。これは民衆の立場から見た日本の敗戦にまつわるささやかな歴史書になっています。
ヴァイツゼッカー大統領の有名