またこの日がやって来た。7月20日は広島で「炎のストッパー」として活躍した津田恒美さん(登録名・恒実)の命日。広島では今年、特別な思いでこの日を迎えることになる。
津田さんは1991年に脳腫瘍がみつかり、闘病の末93年に32歳の若さでこの世を去った。「弱気は最大の敵」を座右の銘とし、真っ向勝負する姿は野球ファンを魅了。新人王、最優秀救援投手賞などのタイトルを獲得し、86年の胴上げ投手にもなった。また、没後に野球殿堂入りも果たしている。
そんな偉大な父をもつ長男・大毅さんが2016年、広島の25年ぶりの優勝をきっかけに、津田恒美記念館設立に向け動き