「ミュージカルなのに音楽が・・・」映画:ロケットマン

エルトン・ジョンの伝記的ミュージカル「ロケットマン」を見た。

  ブリティッシュ・ロックの映画と言えば、昨年封切られたフレディー・マーキュリーの伝記「ボヘミアン・ラプソディ」とどうしても比較して仕舞う。今回の「ロケットマン」は、「ボヘミアン・ラプソディ」と比べて音楽の描き方が弱い感じがした。

  「ボヘミアン・ラプソディ」では表題曲を中心としたアルバム「オペラ座の夜」の録音風景やバンドのメンバーとの音楽的なドラマがしっかり描けていた。勿論、それに加えてフレディー・マーキュリーと云う人間にも拘った、「1粒で2度美味しい」内容になっていたわけだが・・・