今村翔吾 の 双風神 羽州ぼろ鳶組9

★3.3 シリーズ9作目。京の淀藩常火消頭・野条弾馬からの依頼で源吾、星十郎、武蔵は大坂へ。
焰風が大きくなり竜巻に変じる「緋鼬(あかいたち)」が頻発するのだ。何者かが付け火で故意に発生させている。

星十郎は必死に緋鼬の消滅策を探り六角獄舎の罪人・野狂惟兼に策を求めたが・・。幕府天文方の山路も応援に駆け付けた。
大坂は5つの町火消のみ、だが結束に欠ける彼らを一つに緋鼬に当たる必要から源吾の秘策で・・。
付け火発見の都度、それに代わる焚火を用意して。武蔵が京から持ち込んだ火を吹く魃(ひでりがみ)は消火の道具だった。

今回の騒動の裏には幕府と土御門との暦