あけび庵の日記

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あけび庵の日記
ベニシジミ
蝶に関心を寄せたのは季節により春に現れる個体は赤っぽく
夏の個体は黒っぽい。秋には両方のタイプが見られる。など
と変幻自在であるから。その小ささから注目が低いせいかも
知れないが一番は蛾と見分けが付かなかったせいだろう。

俳句のまとめ
毬栗を割って顔出す虫の穴
鎌倉のシラス小舟や秋の海
とば口や木鳴くしきりの桐一葉
山の端の赤く仄かや秋愁い
三角帆あき点々と打瀬(うたせ)舟
紡ぎだし織りては染むや畑の綿
秋薬師おちべ願いや苔灯籠
我も原花野風受け吹かれたり
習志野の木々をいたぶり野分かな
よろぼうて飛び石渡る秋の川