あけび庵の日記

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あけび庵の日記
雪迎へ 晩秋
晩秋、小さな蜘蛛が糸にぶら下がった状態で、
空高く風に吹かれるさまで、蜘蛛が繁殖地を
広げるため、というような説もあるそうです。
遊子、糸遊(いとゆう)とも言われふらふら
漂うさまが想像できます。

鳥鳴けば遊子追わずや人疲れ
池傍の抜けて石蕗井の頭 (いけづら)
雪迎へ路傍に落ちて物憂げや

カテゴリ:アート・文化