連載:あけび庵の日記

あけび庵の日記

11/14
あけび庵の日記
石蕗の花
いしぶきとも呼ばれ名の由来は「葉に艶のある蕗」
蕗に似ているが、蕗とは別種であるということだ。
光沢のある葉をもち黄色い花が目を引く。初冬の
季語となっている。散歩の途中に目を落とせば花
の黄色が意外にも目立ち暫くは立ち止まっている。
見るほどに色は黄なりとつわの花
なのでしょう。

家群れて里にいしぶき黄の花や
束の間や群れて日溜り赤とんぼ
夕烏月下流れて振り向かず
         疑いもせず明日の命や

カテゴリ:アート・文化