連載:インフルエンザ

風邪の患者を毎日大勢診ている内科医がうつされぬ理由

 例年12月頃から流行するインフルエンザが、今年はかなり早くから流行の兆し。感染すると重症化しやすい高齢者のかぜ・インフルエンザ対策も急ぎたいところだ。
 マスク・手洗い・うがい、保温・加湿もいわずと知れた王道だが、さらに高齢者におすすめの対策は“とろみ”だ。のどをゆっくり通過するので保湿・保温効果が持続し、誤嚥対策としても知られる。
 いろいろなとろみをつける食材を生かしておいしく対策をしたい。医学博士で管理栄養士の本多京子さんに聞いた。
◆保温保湿で誤嚥も安心。薄味でおいしい“とろみ”
「毎日何人ものかぜの患者さんを診る内科医が、なぜうつらないのか。