連載:あけび庵の日記

あけび庵の日記

11/19
あけび庵の日記
木守柿
散歩の途中にたわわの柿がある。何時まで
成っているか気になる所ですが、見るのが
楽しみでもあります。

あけび庵の俳句のまとめ
稲架掛けの稲倉棚田や人の秋
釘隠し長押さびしげ秋の風 (なげし)
傘持たぬ秋雨の店そば食むと
屋根の上誰が花見る爪蓮華
秋暮れて旦那も茶屋へあかり坂
松茸やかおりと頂く米の酒
礼砲に皇居の秋や虹かかる
木隠ると秋は過ぎ行き身をひきし
のろし台秋息づきの豪円山
秋の灯や日暮れて早し犬叫ぶ (おらぶ)
風ゆるぶ一夜野分の遅寝かな
水嵩のやり場失う秋出水

カテゴリ:アート・文化