漢方薬

 小児科では、「アデノウイルス感染症」にしばしば出逢います。
 典型的には、乳幼児で、高熱が続き、眼球充血、鼻閉、口蓋扁桃に白苔、CRP強陽性、白血球増加など。
 ウイルスなので、抗生剤は、全く無効で、西洋医学では、対症療法しかないので、難儀します。食べなくなって、入院しても、高熱が続くことが多く(時に、1週間前後も)、医療側も、病名が解っているのにいい手段がなくて、イライラしている例が多いかと思われます。
 今、中国と日本の関係、あまり良くないですが、医療に国境はないと思いますので、そんな時、漢方薬の使用も、いいかと思うのですが・・・。

 私