写真に優しさとは怪訝な表現ですが、ピントが甘いなんてことでも、コントラストが無いなんてことも無い、感覚的な領域でしょうか。
ピンボケでは無く、カリカリに合っていても、またその柔らかさも感じさせる事は可能ですから。
そもそも何処にもピントが合わなければ、主役も脇役も無く写真に意味合いも無くします。
出たり入ったりの程合いこそが、風合いの妙でしょう。
時には、グダグダに成りがちの広角レンズの夕方の絵です。
実のところ、この三枚も雰囲気だけで突っ走る際どい駄作の例でしょうが、今の浅草も伝わりそうですから。
もはや多くの能書きも数字も必要の無い世界