健康診断では「基準値」が示されるが、基準値は各臨床学会のガイドラインなどをもとに厚労省が定めているもの。
血液検査や血圧検査は、各検査項目に定められた基準値に沿って「正常」「要注意」「要精密検査」といった判定が下される。
=== 数値に振り回されない ===
受診者は判定で一喜一憂? だがNPO法人医療ガバナンス研究所理事長の上昌広医師は「数値だけに振り回されてはいけない」。
「検査そのものは受診後の健康管理に役立つ有益なものだが、そこで示される基準値はあくまで〝目安〟だということ」
健診後に生活習慣病改善のため保健指導が必要なの