ソウル・キッチン(2009)

◆しみじみと「溜まり場」がある幸せ

8日(土)の晩にスターチャンネル(BS10)の特別編成で無料放映された際の録画を、昨夜(18日・火)観賞。初見。
ドイツはハンブルクの隅っこで、地元のダメ人間たちには愛されつつもさびれ気味なレストラン「ソウル・キッチン」と、その店主ジノス氏を襲う危機また危機を描くヒューマン(?)コメディ。
ゆるくて、下世話で、至極愉快。何かを言いたい映画かといえば、そういうわけでもないと思う。ただ、この人情喜劇に登場する人々は、おおむねだらしない変な奴らだということは置いといても、ギリシャ系だったりトルコ系だったりまさに多種多様、舞