日記101 少女霊異記/高樹のぶ子

 高樹のぶ子著「少女霊異記」2014年文藝春秋刊、読了。
 日記100で書いたが町に出ようとしたら、コロナがまた広がりつつあり、在宅生活に戻り日記再開。徒然に書くことにする。

 まず出版社の本の紹介。
 日本霊異記を通して、重なる古代と現代の謎。奈良の薬師寺で働く明日香のもとには、数々の不思議が訪れる。古代と現代をつなぐ謎を『日本霊異記』から読み解く、著者の新境地。
 担当編集者より:奈良の薬師寺で働く明日香は、地名マニアで好奇心旺盛な二十代の女性。あるとき、彼女は奉納された絵馬に「母が殺された」と書かれているのを見つけ――。家族間の殺人、女子高生の失