連載:コロナ

「こんな事がどれだけ日本人を意気地なしにしたか解らない」

「朝小雨、間もなく晴れる。午前6時の温度23度半。

第一回午前5時55分警戒警報、
6時空襲警報。
8時15分空襲警報解除。

第二回9時空襲警報。
10時10分空襲警報解除。

同20分警戒警報解除。

第三回午前11時警戒警報、
同20分空襲警報。

午後2時10分空襲警報解除。
同40分警戒警報解除。」
1945年7月30日の内田百聞の日記。

序文で警報について書いている。
「初めの内は1機のB29で空襲警報が鳴った。」
「後に空襲擦れがして、編隊で来なければ警戒警報で済ませるようになった」

「8月6日。敵機から見えやすい白服を禁じる指示に