ヒグマを叱る男、を観た。

NHKのドキュメンタリーで、「ヒグマを叱る男」を観た。知床の漁師の大瀬さんが、夏の間の漁で、ヒグマと共生している。知床は、世界自然遺産に登録されているところだ。アイヌが暮らしていた土地で、そこに50頭位のヒグマがいる。大瀬さんが、漁から帰るとヒグマの親子が陸で待っている。番屋におかれた食糧の匂いに誘われて、うろうろしている。
80歳を越えた大瀬さんは、上陸の邪魔になるヒグマを「コラッ」と叱る。すると、熊はすごすごと退散する。その絵が、なんとも素晴らしい!
大瀬さんたちは、熊に餌は与えない。山に、海に、異変があると、熊たちはやせ衰え死んでいく。それでも、涙