９匹いたネコたちが年老いて死に絶えた時，もう猫は飼わないと決心した。その理由はそれぞれの猫のほとんどは安楽死。イギリスでは人間には認められていないがペットには必要以上に苦しませるのは残酷と云うことで安楽死させるのが常識になっている。
ところが何匹もの猫を安楽死で見送ったある日、猫には確かに楽かもしれないが飼い主にとっても楽だと気がついた。そしてそれが卑怯に思えた。

それでバンビというハンサムな猫がいよいよダメになった時，最後まで見届けてあげようと決心した。バンビは辛そうに呼吸する毎日が続いたのち，突然ベッドから飛び降りベッドの下に潜り込み、3回ないた。