妄想爺やの喜怒哀楽68
コロナの冬は、身体だけでなく、心にも寒風をあびせるようですね
歳をとると、死についてあれこれと考えることがある
昨今の断捨離や終活も死への準備の1つだ
僕が死を意識したのは、確か、小学校に入学して間もない頃だったと思う
当時、就寝は、父母と同じ部屋だった
いわゆる川の字で、僕が父母の真ん中に布団で寝ていた
ある夜、消灯をして、父母が眠りについたあと、ふと、眼が覚めた
そして、豆球だけがついた暗い部屋の天井を仰向けに見ていたときに、何故か暗い幕が降りてきたかのように、死への恐怖感が湧いてきたのだ
死んだら、どうなる
連載:妄想爺やの喜怒哀楽1