私のニャンは、道端で見つけた時、子供だったが虎だった。
ベッドの下か押入れの奥に入って決して姿を見せないか、
何度も飛びかかって襲ってくるので
私は毎日流血と、ふくらはぎをノミに喰われまくる日々だった。
そんな事を思い出し、こんなニャンコに誰がした....と胸が痛む。
そして彼らに告げる。
「申し訳ないね。酷い目に遭わせて、すまなかったね。
でももう、ここに来たから二度と酷い目に遭わないからね。大丈夫だからね。」
「いいから早く出てってくれ」
と黄色い目の長老が言った気がした。
お邪魔ムシの私はその部屋を後にした。
すると、向いの部屋から「n