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役に立つ人 その2

私のニャンは、道端で見つけた時、子供だったが虎だった。

ベッドの下か押入れの奥に入って決して姿を見せないか、
何度も飛びかかって襲ってくるので
私は毎日流血と、ふくらはぎをノミに喰われまくる日々だった。

そんな事を思い出し、こんなニャンコに誰がした....と胸が痛む。
そして彼らに告げる。

「申し訳ないね。酷い目に遭わせて、すまなかったね。

でももう、ここに来たから二度と酷い目に遭わないからね。大丈夫だからね。」

「いいから早く出てってくれ」
と黄色い目の長老が言った気がした。
お邪魔ムシの私はその部屋を後にした。

すると、向いの部屋から「n