「シモバシラ」はシソ科の多年草で、花は9-10月頃に咲き、
関東地方以南の本州から九州にかけて分布する日本固有種です。
低山の森林内に生え、枯れた茎に霜柱 (霜華) が出来ることで知られています。
シモバシラの花は、横に伸びた茎の先端を向いて立ち上がるように
いくつか並んで咲きます。今季 2020年の花姿はこちら⇩
https://smcb.jp/diaries/8364045
日記「道端の小さな花たち その67」右上の写真
シモバシラの茎は冬になると枯れてしまいますが、根はその後長い間活動を続けるため、
枯れた茎の道管に水が吸い上げられ続けます。
そして、外気温が氷点下になると、道管内の水が凍って、茎から霜華ができます。
この現象は、地中の根が凍るまで続くとのことです。(Wikipedia より抜粋)
左の写真 : 枯れた茎に霜柱 (霜華) がついたところ 2021年1月9日 10時半ごろの撮影
日陰にあるので、この時間でも氷は融けない
右上の写真 : 同
右下の写真 : 花のアップ 2018年10月2日撮影
薄紫のしべがチャーミングです
カテゴリ:日常・住まい
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