あけび庵の日記

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あけび庵の日記
あわいの時代の「論語」安田登著
 あわい(間)とは、日本人には馴染みの「間」
は「ま」と読んで距離や間隔、あるいは時間、
空間、余白などさまざまな意味を持ちあわせてい
ます。何時の時代の話だったか、日本の留学を経
て帰国したある国の人々が、各地に散った仲間と
連絡を取って、決起を企てた時大変困ったことが
おきた。その国の国土は広くかつ又言語は方言に
より、同じ国民でも言葉が通じなかった。そこで
日本語を使って意志の疎通を図った。共通の通じ
会うことが出来ることがいかに大切かが分かる。
間を取り持つ必要性を思い知らされた様です。