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あけび庵の日記
篠田 桃紅(しのだ とうこう)
墨アートで活躍の作家が、私の言葉なんて
無意味ですと言い切り一本の線が私の伝えた
かった事と言う。マメザクラを愛でる富士の
見える別荘を愛する書家に捧げる一句・・・。
「百歳を超え桜花なお墨に」
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富士桜まだ散らぬよに背をただし
恥じらいや咲いたばかりの富士桜
あけび庵のノート
雪解けて渓に谺す水の音 ネコ
梅咲きぬ足る喜びの暮らしかな 山水
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カテゴリ:アート・文化