太宰治の「斜陽」を読み終える

太宰の愛人の太田静子さんの「斜陽日記」を先日よんでいたので、太宰の「斜陽」の中で、どのようにそれが下書きとなっているのかを見てみたいと思いました。

昭和22年に太田静子さんが滞在していた、神奈川県下曽我を太宰が訪ねて5日間滞在しています。
静子さんは小説を書きたかったようですが、彼女は体が弱いので、太宰が日記をかくように勧めていました。

静子さんと、貴族としての佇まいを亡くなるまで保っていた母親との二人の疎開先の山荘での生活の様々な様子を描いていた日記を、太宰に渡していました。

静子さんの弟の直治さんは戦争から戻ってきて、荒んだ生活をするようになっ