連載:妄想爺やの春夏秋冬

老いてゆけども、発展途上である生き方をしたい

四季は、春から始まると思って生きてきた

冬が終わりなのだろうか

人生もそうなのだろうか

高齢になれば冬の人生なのだろうか

そういうように生きると、高齢になった今、切なくなる

自然の四季は人生の四季とは異なる

冬に咲く花がある
冬に渡来する白鳥がいる

冬に生まれる、現れるものやことがある

自然の四季は、冬から春になる

人生の冬もそうありたい

冬など来ない、万年春の萌える爺やの僕の独り言です

拙句二句

曽祖父母
祖父母も父母も
見し桜

生きしまま
死するがごとや
散る桜

妄想爺やの春夏秋冬71

カテゴリ:アート・文化