あんな人にはなりたくない反面教師が、身近に一人はいる おバカさんなのだろう
言葉遣いや行動、発言、態度に、そういうものを感じる
僕の反面教師は、職場にいる同世代の男性だ
僕と同じシルバー契約社員である
彼は、ことあるごとに、地元の名士なる者の名前を挙げる
あたかも、同志、友人の如きに語り、何かあれば、彼らにひとこと言えば、自分のために動いてくれると、自慢、自負しきりだ
しかし、本当に、彼らが力を貸したのを見たこともない
また、彼が頼んだ節もない
まさに、虎の威を借る狐である
あんな人間にはなりたくないと思いつつ、悪い生き方の模範をお披露
連載:妄想爺やの春夏秋冬2