連載:妄想爺やの春夏秋冬2

銃弾の 数よりも咲け 若桜

ミャンマーの軍部の起こしたクーデターによる、国内の惨状は人道上、許せるものではない

国民らの反対運動に対する弾圧は子供にまで及んでいる

命掛けで軍部への抵抗をし、ろくに武器もなく戦っている

一方、日本では、桜前線が列島を北上し、列島を桜の花で彩って行った

よく、日本人は平和ぼけをしていると言われる

僕は、そう思わない

戦争ぼけをしていないのだと言うべきだ

兎にも角にも、平和である喜びを、安心を感じる

平和の花を、他国で撃たれた銃弾の数より、ずっとずっと咲かせるのだ

拙句1句

銃弾の
数よりも咲け
若桜

カテゴリ:アート・文化