毎春、近所の桜並木で、ワゴン車の送迎による老人ホームの花見が行われる
終の棲家の住人であるお爺さん、お婆さんたちが、介護職員らと花見をするのだ
まさに、この世の見納めの桜の満開になるかもしれない
この花見に参加する、老人ホームのお爺さん、お婆さんのメンバーは、毎春、変わっているのだろう
前回の参加者から、ひとり減り、ふたり減りし、また新しい顔ぶれのお爺さん、お婆さんらがひとり、ふたりと参加する
花見を楽しむ、参加者らも、次は自分と想い、桜を観るのだろうか
拙句1句
顔ぶれの
かわる花見や
老人ホーム
カテゴリ:アート・文化