あけび庵の日記

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あけび庵の日記
蛞蝓(なめくじ) 夏
なめくじの壁はこび行く遅さかな
なめくじや白壁よじる夜の雨
 蝸牛に似ているが、まったく貝がらをもたない
陸上軟体動物である。腹面の伸縮で這い、その後
には銀色に光った粘液の道を残す。梅雨の終わる
頃によく出る。普段はあまり見る機会がなが、鉢
の裏などに隠れている。薬などで駆除するが、効
き目は疑わしい。

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御料知る牧場のさくら散りじりに
開き置く五月の匂い古き辞書
衣がえ今日はカレーにパンふたつ
朝日にも水はたっぷり千枚田