温泉語物No.1935 「オー!トミーさん」(簡単)

 プロ・ゴルファーの中島常幸さんは青木功さんと尾崎将司さんの三人でAON時代を築いたと言われているが、私の感覚では違う。中島さんは彼らよりも年齢が若かったので、数年遅れて脚光を浴びるようになった。それでも、大きく見れば、1970年代、1980年代という同じ時代に活躍した選手であることに間違いはない。国内ツアーでは48勝という輝かしい成績を残しているが、海外ツアーでの優勝経験はない。海外ではT. Nakajimaという名称からトミーという愛称で親しまれた。

 「オー!トミーさん、元気?」

 なんて、挨拶されていたことだろう。「オー!トミーさん」ね。