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連載:薩摩よみうり俳句

薩摩よみうり俳句10月20日(火)

読売俳壇 10月19日 火曜
 俳句 渕脇 護 選   

五つ六つ好きな石あり鶺鴒来     鹿児島 中村池塘子
(評)季語は「鶺鴒」で秋。わが国では日本固有種の背黒鶺鴒のほか、黄鶺鴒、白鶺鴒の3種が河原や畑地などに生息。
鶺鴒は長い尾を上下に振動させる点で共通、よって石叩き・庭叩きの呼び名がある。この句の石は、鶺鴒好みの石であることは明白だが同時に作者好みの石とも読め、大人の風格を持つ秀句。

振り返る青春の日々鵙(もず)猛る 薩摩川内 石堂絹子
君知るや海を渡りし猪(しし)のこと 霧島 内村としお
鹿鳴いて棚田の奥の真黒がり   薩摩川内 大平 正道
酔芙蓉咲いて火山の噴きにけり    霧島 尾上 春風
秋夕焼け母の手とはぐれぬやうに   霧島 神崎 義史
秋水の静けさの底鯉のゆく     鹿児島 上坪 満代
朝寒や長引く脛の傷さすり      鹿屋 川上 和子
一杓に思ひをのせて墓洗ふ     鹿児島 川端清一郎
チャリ漕いで石碑巡りや律の風 大阪府茨木 塩月 隆
石塊と紛う田の神秋高し       垂水 重富 悠平
コロナ渦の子の帰省なり薩摩芋  薩摩川内 谷口千枝子
真子さまの結婚祝す菊日和    薩摩川内 千草 好江
時に来る地を這ふものや捨案山子  南九州 日笠こうじ
コクコクと角瓶鳴らす夜長かな    霧島 久永のり尾
葛原の色を返して野分立つ     鹿児島 藤元 睦子
畦小豆刈るや莚に日和よき      鹿屋 藤 ユキ子
(azeazuki)
秋分の日や国旗なし人もなし    鹿児島 松本 清展
髪切って気分一新秋の風       姶良 松元 冨郎

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