秋の収穫前に架かる虹は、豊作の吉兆と言われる
秋に虹が架かるのは少ないように思う
一方、夏に虹が多いのは、にわか雨が多く、日差しが強いという気象が虹が架かる条件にかなっているからだ
秋の虹が五穀豊穣にかなうとは思えないが、縁起担ぎなのだろう
単なる、その発生の希少性に良き価値をつけたのに違いない
拙句一句
聴こえくる
光を奏でる
秋の虹
光の波長の長い、短いで、七色の光に分散する虹
音の波長の長い、短いで鳴る楽器の7音
虹を見ていると弦楽器のハーブを見るようだ
七色の光を奏でているのに違いない
※ 写真は昨年、12月30日に架かった
連載:妄想爺やの春夏秋冬4