連載:妄想爺やの春夏秋冬4

聴こえくる光を奏でる秋の虹 実りの秋に吉兆

秋の収穫前に架かる虹は、豊作の吉兆と言われる

秋に虹が架かるのは少ないように思う

一方、夏に虹が多いのは、にわか雨が多く、日差しが強いという気象が虹が架かる条件にかなっているからだ

秋の虹が五穀豊穣にかなうとは思えないが、縁起担ぎなのだろう

単なる、その発生の希少性に良き価値をつけたのに違いない

拙句一句

聴こえくる
光を奏でる
秋の虹

光の波長の長い、短いで、七色の光に分散する虹

音の波長の長い、短いで鳴る楽器の7音

虹を見ていると弦楽器のハーブを見るようだ

七色の光を奏でているのに違いない

※ 写真は昨年、12月30日に架かった