コンクールは自分との戦いだった。(1)

有楽町ホールで行われたエレクトーンコンクールが終わり、興奮が覚めやらない時に先生に「来年はNさんも出てみませんか?」と言われ冗談にしても程があると思いました。
でも先生の目は本気でした。
こうして翌年のコンクールに出てみることになりました。

普通発表会なら2ヶ月前から、コンクールでは1年前から準備を始めます。
その気になるまで数日かかって先生に「頑張ってみます」と。

こうして私のチャレンジは始まりました。
曲選びだけでも数日かかり、ヤマハの事務局に申請しました。
もう後には引けない。
エレクトーンのコンクールでは市販の楽譜と音源は使えない。自作しない