連載:妄想爺やの春夏秋冬5

地域の小さな親切運動

冬の間近な街なかに、小さな親切運動なるものが始まっている

先日、駅チカの商店街に、その小さな親切運動の始まりを知らせる展示場が設えられた

子供らが描いた、小さな親切運動をテーマにした、水彩画のポスターが20点ほど貼られている

そもそも、小さな親切運動とは何なのか?

それに関する説明文が、展示場のどこにも見られない

只々、小さな親切運動という見出しの文字だけが謳われているだけ

つまり、子供らが描いた絵から、小さな親切運動なるものを、探り、知るしかない

まあ運営側が意図して、そのようにこの運動の紹介をプレゼンしているのだろう

想像は難しく