連載:妄想爺やの春夏秋冬5

街なかに、紙芝居屋さんを発見した

紙芝居カフェと書かれた段ボール紙が、店の引き戸のガラスに貼られている

店の軒先には、やきいもと書かれたのれんがかかっていたりもする

先日、街なかを歩いていて、たまたまその店に遭遇した

その日は残念ながら、店は閉まっていた

定休日なのか、もしかしたら廃業したのか、どちらなのだろう

ドリンク飲み放題となっている

料金は、大人600円、子供300円である

その昔、紙芝居屋さんなる者がいて、公園などで子供らを集めて、紙芝居をしながら、駄菓子を売っていたということを聞いた

僕らの世代では、実際に会ったり、見たことのない人が多いと思う

僕もそうであ