温泉語物No.1999 「コーヒー挟み」(難問)

 30年くらい前から短文の小説やエッセイを書き続けている。まあ、金のかからない貧乏人向きの趣味と言える。還暦で定年退職してからはヒマな時間が増え、ゴルフ、カンツォーネ、オールディーズ・カラオケなどいろいろな趣味を始めたが、それでも時間さえあれば、短文を書いている。数年前までは「温泉マニアクラブ」の仲間たちとの温泉巡りが頻繁にあったが、3年ほど前からはそれもほとんどなくなった。だから、何も予定の入っていない日にはそれこそ朝から晩まで書き続けている。途中でコーヒーの時間を挟んで再び書き始める。コーヒー挟み、書き続けるのね。よくもまあ、飽きないものだと、自分で