冬の薔薇のささやき、せめて一輪、二輪でも

街歩きをすると、稀に出逢う冬の薔薇たちです。

小さめで、大抵が頑張っての一輪、二輪が精々です。
だからこそ、より愛しいのですが。


残る力を振り絞り、寒空に花びらを開く健気な姿に魅入ってしまいます。

大抵が住宅街の玄関先、庭先の貴重です。


路地裏歩きは、覗き込んで入るかどうかを決めますので、この薔薇一輪でも足を踏み入らせるに十二分です。

しめしめと近寄るのも、獲物を見つけた狩人。


この頃は、135mmの中型望遠レンズですので、近づけなくとも何とか手が届きます。

流石に手の届かないものが多いので、香りまでは無念のことばかりです。


貴重