詩人 室生犀星の詩 小景異情の冒頭に、ふるさとは遠きにありて思ふものというよく知られた一節がある
サラリーマン時代、関西から転勤で名古屋、福岡に数年ほど勤務していた
勤務先の職場には、その地の出身の社員が主だって在籍していた
やはり、関西、福岡、名古屋では、話す言葉にそれぞれ訛りがあったりもした
テレビのある番組にあるように、県民性なるものを感じたりすることも、しばしばあった
もちろん、他地方の勤務地であれど、職場の仕事上だけでなく、日常での人間関係には問題なく、就いていた
むしろ、博多弁が好きだったり、最初は奇異に感
連載:けんけんぱっ 春夏秋冬1